こんにちは。aiartisfunです。
この記事では、私が面白いと思ったおすすめプロンプトと、それを使用して実際に生成したイラストを紹介します。
イラスト生成にはConoHa AI Canvasで起動したStable Diffusion XLを使用しています。解説記事を書いていますので、興味がある方は以下のリンクからぜひお読みください。

プロンプトと生成結果
今回紹介するプロンプトはこちらです。
[prompt]
1girl, full body, white background,
shiromuku kimono, white fox ears,
long white hair,
smile,
pink petals,
<lora:sdxl-boldline:-1>, masterpiece,
[Negative prompt]
(worst quality:1.4), (low quality:1.4), empty eyes, tree, branch
[その他のパラメーター]
Steps: 20
Sampler: DPM++ 2M Karras
CFG scale: 7
Size: 960×1536
このプロンプトで生成したイラストがこちらになります。

次にこのプロンプトについて解説します。
shiromuku
和服の一種である「白無垢」を生成するプロンプトです。
とはいえ厳密に白無垢が生成されるわけではなく、実際には白をベースにした着物が生成されます。普通に「white kimono」と指示するよりも、高級感が増した着物が生成されやすいような印象です。
単体だとやや不安定なので、「shiromuku kimono」という風に補足すると良いかもしれません。
fox ears
狐耳を生成するプロンプトです。
和服との相性が良いため、着物などを着用するときのアクセントとして使用すると面白いです。
作例のように「white fox ears, long white hair」と髪の色と同時に指定することで、色合いをコントロールすることが可能です。
なお副作用として尻尾も生成されますが、いらない場合はネガティブプロンプトに「tail」と入力すると抑制することができます。
おまけ1: pink petals|ng: tree, branch
桜をイメージして付け足しました。
桜の木や枝が同時に生成されることが多く、イメージしていたものと異なっていたため、ネガティブプロンプトに「tree, branch」と指示して抑制しました。
おまけ2: <lora:sdxl-boldline:-1>
よく使っているLoraです。線の太さを調整します。
googleで「boldline xl」などと検索すると出てくると思います。そのうち解説記事を書く…かもしれません。
おまけ3: 色移りについて
これはAIイラストのプロンプトの特性ですが、複数のカラーを指示したとき、他の部位にその色が移ってしまうことがあります。
今回であれば白がベースなのですが、「pink petals」の部分でピンク色が他の部位に移っています。
色を指示するときは、色移りの要素も考えて、全体として調和がとれる色合いにすると良いかもしれません。
まとめ
今回は「shiromuku|fox ears」の二つをメインにしたイラストを生成しました。
私が紹介するプロンプトは自由に改変してもらって構わないので、ぜひ好みのイラストを生成するヒントとして使ってください。
このような感じでプロンプトを紹介する記事をいくつか書こうと思っているので、気が向いたときにまた遊びに来てくれると嬉しいです。
最後までお読みいただきありがとうございました!
